学問のすすめ 読了前戯言
昨今
どこまででも際限なく
個人の権利が守られるべきだ
という風潮が見られますが
それは違うんだ。
ということを
うまく説明できなかったんだけど
福沢諭吉先生が140年前に
単純明快に説明してくださっている。
すっきりしましたので
ここに現代語訳を抜粋します。
\(^o^)/スッキリ
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【自由とはわがままのことではない】
学問をするには、
なすべきことを知ることが大事である。
人が生まれたときは、
何にも繋がれず縛られず、
一人前の男は男、女は女として
自由であるけれども、
ただ自由とだけ言って「分限(義務)」を知らなければわがまま放題になってしまう。
その分限とは、
天の道理に基づいて人の情にさからわず、
他人の害となることをしないで、
自分個人の自由を獲得するということだ。
自由とわがままの境目というのは、
他人の害となることをするかしないかにある。
たとえば、自分のお金を使ってすることなら、
酒や女遊びにおほれてやりたい放題やっても、自由であるからかまわない、
というように思えるかもしれないけれども、
決してそうではない。
ある人がやりたい放題やるのは、
他の人の悪い手本になって、やがては世の中の空気を乱してしまう。
人の教育にも害になるものであるから、浪費したお金はその人のものであっても、その罪は許されないのだ。
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さすが一萬円札💴💴💴✨
😁🙏🏻