憂きことの なほこの上に積もれかし
限りある身の 力試さむ
山中鹿之助
思い通りにならないことや
これまで以上の試練が
もっと私の身にふりかかってこい。
限りある我が身が
どこまで持ちこたえられるか
ありったけの力を試したい。
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真の武士の典型として
新渡戸稲造の「武士道」の中で
紹介された歌だそうです。
困難の中にぐいぐいと自分から
分け入っていくようなすごい精神的だ。
かっこええ。
「願わくば、
我に七難八苦を与えたまえ。」
日本中、世界中が
疲弊している今、
先人の知恵
生き抜くための思考に学びたい。