かなぶんの火の玉ブログ (๑•̀ㅂ•́)و🔥

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令和元年9月24日 結び

古来より我が国では、
万物全ての始まりは
産霊(結び)の力から生成されると信じられて来た。

 

紙緩(こより)の呪力には、
糸、紐、網、縄などに共通する
霊的なカでものを結ぶ「魂結び」機能がある。

 

江戸時代には、
心を寄せる相手を想い紙緩を、
神社の格子や神木に結びつけ、
結婚を祈願するということが行われていた。

 

また紙緩は、水引きとして用い、
色の染め分けや結び方などによって、吉凶の別が生じる。

ヒモの語源は、「引き結ぶ」からきていると云われる。


古代には、紐のことを「緒」と呼んだ。

「玉の緒」「年の緒」「息の緒」等があるが、いずれも生命に関わるものである。

 

不想議な力を秘めている紐の呪力は、
災いや病気を除いたり、
恋人に巡り逢えるように、といった願いを込めたまじないに用いられることが多い。

 

万葉集」の恋の歌には
紐という言葉が多く使われている。

 

例えば
「白たへのわが紐の緒の絶えぬ間に恋結びせん逢わん日まで」(巻
十二)
という歌があるが、
この「恋結び」とは、
まじないの結び方の一種で、
こうすれば早く恋しい人に会える「人の魂を結ぶ」方法とされていたのです。

 

青島神社 産霊紙縒 の説明書きよりー

 

※産霊紙縒は青島神社内の元宮にあり、写真を撮っちゃいけない気がしたので
産霊紙縒の写真は
青島神社さんHPからお借りしました。
私も固結びでしっかりと結びました❤️

 

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